つくし家のホーチミン子育て日記

ホーチミンでの日常や子育て情報などを綴っていきます。

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コロナ禍での帯同家族のベトナム再入国手続き


こんにちは!つくし(@tsukushi_hcm)です。

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つくし

10月下旬にホーチミンに戻ってきました!


現在、ベトナムには旅行者は入国できず、入国できるのは駐在員やその家族、出張者のみです。

帯同家族の場合はご主人の会社側が手続きをしてくれることがほとんどだとは思いますが、今回はベトナム入国にあたり必要だった手続きなどについてまとめたいと思います。

ベトナム再入国に至るまで

2020年にベトナムでもコロナが流行り出してすぐ、当時妊娠中だったこともあって私と息子だけ日本に帰国しました。

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帰国時の成田空港の様子


下の子を出産後、当初は2021年のテト頃に再入国できればと思っていたのですが日本とベトナムの状況を考慮して4月、6月、やっぱり8月とどんどん延期に。

なので当初は8月の再入国を目標に動いていました。

必要手続き

我が家は子供を出産してすぐ、パスポートなどは取得済みでした。
出産後の手続きについてはこちらの記事に書いています。

海外からの里帰り出産時にした手続きまとめ

招聘状の取得

この時点で1年以上の一時帰国になっていたため、私と上の子のレジデンスカードはとっくに期限切れ。
ビザ取得からのスタートでした。

ビザ取得のため、まずはベトナム社側で招聘状の申請をしてもらいました。
8月の再入国を目標に4月頃から動いてもらっていました。

この手続きのために戸籍謄本が1通必要でした。
また、その戸籍謄本を会社が代理で外務省&領事館認証の申請をするのに委任状も必要でした。

ビザ取得

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招聘状が上がったら、次は日本側でビザの申請です。
私の実家が地方のため、主人の会社の方が代理でベトナム大使館に行ってくださいました。

ビザの申請書、照明写真、パスポートを会社に郵送し、取得後返送してもらいました。

ワクチン接種と接種証明書の取得

当初、8月の再入国を希望していたためワクチンは打たずに渡越する予定だったのですが、私だけでも日本でワクチンを接種したほうがいいだろうということでまた渡越日を遅らせて8月に日本でワクチン接種しました。
主人も同じ時期に一時帰国し、空港接種しました。

現在、ベトナムではワクチンの供給量が十分ではなく、順番待ちの方もいるそうです。
在ホーチミン日本国総領事館もこれから渡越される予定の方には日本でのワクチン接種を勧めています。

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つくし

ワクチンを接種している証明書がないと本当にどこにも行けません...!


英文の接種証明書は各自治体、都道府県で申請します。
空港接種だった主人の場合は2回目の接種日に申請書を提出したらその場でもらえたそうです。

入国承認書の取得

ベトナム社側に公安省入国管理局からの入国承認書を取得してもらいました。
これはベトナム入国の際に入国審査などでも必要になります。

飛行機・隔離ホテル手配

飛行機や隔離ホテルもベトナム社側が手配してくれました。

2021年8月4日、ベトナム保健省は、一定の条件を満たしたワクチン接種者について、集中隔離期間を7日間、その後の健康観察期間を7日間とする旨の通達を発表しています。
また、ワクチン未接種の子供(18歳未満)が親(ワクチン接種済み)と一緒に入国する場合、施設(ホテル)隔離を7日間、自宅隔離を7日間、健康観察期間を14日間とすることとされています。

参照:ベトナム国内に在住の皆さまの新型コロナウイルスのワクチン接種 | 在ベトナム日本国大使館

この通り、我が家はワクチン接種済みの大人2名とワクチン未接種の子供2名だったので、ホテル隔離7日間+自宅隔離7日間+健康観察期間14日間でした。

入国2日前以内のPCR検査と陰性証明書取得

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指定の医療機関で入国の2日前以内にPCR検査を受ける必要がありました。
ベトナムでは鼻咽頭ぬぐい液方式のみ受け入れになっています。

入国2日前に我が家から一番近かった指定医療機関に車で1時間かけて検査しに行き、入国前日にも車で1時間かけて陰性証明書を受け取りに行きました。

入国前24時間以内のオンライン医療申告

現在、入国者はベトナム政府当局から入国前24時間以内にオンラインで医療申告することが義務付けられています。
氏名やパスポート番号、フライト情報や健康状態などを入力するものです。

詳しくはこちらから
日本大使館の医療申告記入マニュアル

これがほんっっっとうに大変でした...!
我が家は下の子がまだ小さいのでバシネット席を希望していたのですが、座席番号が空港に着くまで確認できなかったのでチェックイン後に空港で申告することに。

まず主人と私でそれぞれ自分の申告をし、終わったら子供の申告をしようとしたのですが、


2人目の入力ができないんです。


具体的に言うと、入力は出来るのですが最後の『フォームを送信ボタン』が押せない!

かれこれ1時間近く、ANAの職員さんに相談しながら何度も入力し直したりしてこのフォームと格闘しました。
最終的にANAのタブレット借りて何とか送信できましたが、なぜ送信できたのかは未だにわかりません。笑

私たちの他にも申告できないと悪戦苦闘している人もいたようでした。
うちは義両親が車で送りに来てくれていたので入力中に子供たちを見ててもらえましたが、いなかったら絶対しんどかった...!!

職員さんによると各国このような健康申告があるそうなのですが、これだけ申告するのにトラブルが発生する国はなかなかないそうです。笑

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つくし

というか今この記事書いてて思ったんですが、義両親の端末借りれば入力できたのでは...。


とにかく、家でできるなら事前にご自宅で申告することを心からおすすめします。

まとめ

以上、ベトナム再入国にあたっての手続きをまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。

帯同家族としてあくまで自分たちがした入国手続きになります。

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つくし

もし抜け落ちている部分などありましたらすみません!


より詳しい情報に関しては、在ホーチミン日本国総領事館のホームページをご参照ください。

次回は日本出国からベトナムに入国するまでについて書きたいと思います!